2週間後に出かけてみると、基礎作りの作業中だった。
つねづね、家作りで一番大事な工程は、この作業ではないかと私は思う。 上物がどんなにすばらしくできあがっていても、 土台が正確・頑強にできていなければ、その家の価値は無くなってしまう。 その作業をしてくれたのが、Yさん夫婦と息子の三人の仲のいい家族。 (最初、人嫌いなのかと思っていた奥さんも、じつは話好きな人だった。シャイな女性だったのね。) 我が家族と比べ、チームワークよろしく仕事をこなしている親子の姿が羨ましくなった。 このYさんとは、 家ができあがってからも、自作の「どぶろく」や「漬物」を届けてくれたり、 自宅にお邪魔してお昼をご馳走になったり、植木市やスーパーで出会ったり、アプローチを作ってもらったり・・・ ご縁のあるおつきあいが続くようになった。 この頃は、毎週のように現地に出かけていた。 林の中だった土地に、しっかりとした土台が出来上がっていく工程が面白かった。 他と異なる土間の部分。 東京の家作りでも体験したはずだったけれど、 ここはキッチン、あそこは寝室・・・家のイメージがわいてきてワクワクだった。
by nasutombo
| 2009-12-24 23:55
| 建築綴り
|
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
リンク
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||