棟上の日程を聞いたのは、その1週間前だった。
平日にやるという。 東京の家では土曜日だったので、当然今回も、施主の仕事の都合に合わせてくれるものだと考えていた。 まあ工務店の都合もあるのだろうが、ちょっとガッカリだった。 棟が立ち上がる感動のシーンを見てみたかった、と今でも思う。 その3日後の9月13日、近所の人も招いて上棟のお祝い会をした。 久しぶりに現地を訪れ、あの大黒柱ががっちりと組み合わされている姿に感動してしまった。 ロフトの場所にあがって、工務店の社長が祝詞をあげてくれた。 餅まきこそしなかったけれど、手作りの花瓶つきの花や、お酒や漬け物など差し入れてくれた。 もしかしたら屋根勾配の向きが間違っているのではないか・・・と心配した人もいたらしい。 Mさんが、模型をみせながら、集熱のための勾配だと説明する場面もあった。 ダイニングになるスペースで、楽しい宴だった。 私たちがこの土地を買った後から、次々に家を建てて移り住んだ人たちばかりだったから、 出遅れていた私たちの仲間入りを、とっても喜んでくれた。 私はちょっと興奮して、ハイになっていたような気がする。
by nasutombo
| 2010-01-10 00:39
| 建築綴り
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