宙に舞う、「ガウラ」の花。 あの大震災から、半年が過ぎた。 被災したこの家も、少しの修繕を残してはいるが、 日々の田舎暮らしを謳歌できるようになった。 でも、のどの奥に魚の骨がひっかっているような、 かすかに不安な気持ちが残っていた。 そう、未曽有の事故による放射性物質の飛散だ。 ここ那須は福島県との県境、100キロ弱の圏内にある。 今では、大気中の汚染の心配は少なくなったが、 土壌に含まれるセシウムは?? 菜園の野菜は大丈夫なのか、 うちの若者に食べさせてもいいのか、 土まみれの畑作業に、害がないのか・・・。 心の中に、問いがあった。 そんなとき、定住されている近所の人に誘われて、 「放射能の人体への影響と健康対策」講演会に行ってきた。 講師は、国際医療福祉大学クリニック院長 鈴木元先生。 放射線影響に関する、エキスパートだそう。 まず町長から、行政としての放射能対策の説明があり、 那須町は安全な町であり、過剰な心配は無用であると強調。 そして、それを裏づけるような先生の講演内容に、 内心ホッとした。 そうそう、この先生、 汚染牛の騒ぎの時は、逆に安くなった牛肉を食べまくったそうだ。 信じる信じないは、個人の勝手だけれど、 私は参加してよかった、と思っている。
by nasutombo
| 2011-09-14 11:11
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