「春は名のみの・・・」の寒さが続きます。 東京の家でも設置したので、こんな冬の暮らしがもう20年近くになりました。 今では室内での存在があたりまえの眺めになり、炎にうっとりすることも少なくなりました。 でも、スイッチひとつで暖かくなるわけではなく、 いろいろな手順が必要な暖房器具です。 まず、あたりまえですが薪を用意しなくてはなりません。 最初は、公園に放置してある直径60センチほどの丸太を、ノコギリ!で切ったり(-_-;) 市役所や伐採現場・造園業者などに声をかけて、木を貰ってきたりしました。 そのうち、薪ストーブユーザーのネットワークや友人から伐採情報を貰えるようになり、 とても助かっています。 これまで一度も薪を購入することなく、現在に至っているのです。 そんな薪材を車に積み込む作業も、結構疲れますが。 薪材は、ストーブの大きさに合わせて、切ったり割ったりします。 かつては、ワタシもチェンソーの講習会に参加したりしましたが、やっぱり怖いのです。 割るのはスカッとしますが、この作業もだんだんオットまかせになりつつあります。 ま、運動不足になりがちな冬には、うってつけの肉体労働かもしれませんね。 出来た薪は1~2年の乾燥が必要で、 そのためのスペースや薪棚を作らなくてはなりません。 田渕義雄さんは、「乾燥1年物はブランデー、2年物はコニャック」と言っています。 我が家はコニャックが一番ですが、 そのスペース確保には、那須はまだしも都会では厳しいものがあります。 薪小屋などに積む作業が、今のワタシには適材適所かな? さて、いざ着火! 特に都会では、近所に迷惑をかけないよう煙や臭いに細心の注意を払います。 幸せなことに、 近所の人に「本当に焚いてるの?」と言われたり、 今頃になって「あの薪は何なの?」なんて訊かれたりして、ホッとしています。 ストーブ周辺の掃除や薪の運び込みなど、面倒な面もありますが、 その優しい暖かさには、それらすべての苦労が報われるのです。 薪ストーブに乾いた薪がたっぷりあれば、それだけで幸せになれます。 不思議なエネルギー源だと、つくづく思います。 冬期のあいだ、薪ストーブは「かまど」です。 朝食は、トップで野菜スープを温め、パン・餅などを焼き、 昼食は、お湯を沸かしてコーヒーを淹れ、炉内でピザを焼き、 夕食は、落花生を焼いたり、シチューや煮物をグツグツ・・・。 そうそう、時間がかかる「こんにゃく」を煮るのも、この時期です。 今日の間食は、「焼き芋」♪ 甘くて、ホクホクです♪ そのお供は、同じく菜園で採れた根野菜で作った、 「赤カブ」「紅心大根」の酢漬け、「聖護院大根」の千枚漬け、沢庵など。 自然の恵みに包まれながら、ほっこりするひとときです。 #
by nasutombo
| 2018-02-06 13:33
| 暮らし
今年の寒さは、身に応えます。 例年は積雪が少ないこの地ですが、 毎朝零下二桁の日々が続いていて、積もった雪がなかなか溶けません。 そんな冬ですが、 この時期だからこその作業があります。 まずは、薪作り。 嬉しいことに、今年も運よく薪材が手に入りました。 そしてワタシは、腰を労わりながらの薪小屋の整理。 虫がついて木粉だらけになった薪の移動は、マスク無しでは出来ない作業です。 果樹などの剪定も、今の時期にやらなくてはなりません。 剪定した枝は紐で括って薪棚に干し、焚き付けにします。 不要木の伐採は、次回かな。 ワタシの仕事、バラの剪定もこれからです。 そんな作業の恩恵は、Tシャツ一枚で過ごせる室内温度の高さです。 薪ストーブのおかげで、東京よりよっぽどヌクヌク、なのです。 でも森の中の小動物は、この寒さに耐えられるのでしょうか。 今まで被害が無かったので、油断していましたが、 今年は、畑の葉物野菜を食べつくされてしまいました。 悲) 野菜価格高騰の折り、悔しいけれどあきらめるしかありません。 これは初冬の畑の様子。 (今では、茎の部分もまったくありません・・・) 犯人は、すぐそばに証拠を残していましたが・・・(^^ 朝早いと、真っ白な畑から飛んで逃げる野ウサギを見ることがあり、 「君もタイヘンだね」って、許してあげる気にもなるのでした。 #
by nasutombo
| 2018-01-30 16:34
| 暮らし
久しぶりの那須の地は、落ち葉に埋もれてしまったようでした。 「シュウメイギク」も、こんな姿になってました。 こうやって、一年の生命は巡り終わっていくのね・・・。 なんて感傷的になっていたら、雪が舞い始めました。 積もるほどではありませんが、今年の初雪です。 あらタイヘン!! と、急いで「ヤーコン」「里芋」「生姜」「サツマイモ」を掘り上げました。 ひと段落したところで、近所の渋柿取りのお手伝いに。 手慣れたオットは木に登り、次々に落としていきます。 下で受け取るタイミングが合わないと、大笑いの場にもなりました。 「たくさん持ち帰って」と言われましたが、 完成品を貰うつもり(^^♪)のワタシは少しだけ貰ってきて、干し柿にしてみました。 向こうは「高菜」で、漬物にするようです。(って、他人事) いよいよ、菜園は冬野菜だけになりました。 #
by nasutombo
| 2017-11-22 20:56
| 菜園
「モミジ」も色づきました。 風に吹かれて、みるみるうちに落ち葉が積もっていきます。 さて、苦難続きだった「落花生」が、無事収穫の日を迎えました。 一度目は、すべて野鳥に食べられ、 二度目は、東京で育ててから定植した苗を、カラスに引き抜いて遊ばれ・・・。 その「落花生」とっても身体にいいそうです。 さっそくボイルしていただきました。 「堆肥ボックス」を開けました。 中には、「カブトムシの幼虫」がたくさんいたそうです。 出来た堆肥を菜園に運びます。 そうして空っぽになったボックスには、今度は落ち葉を運び込みます。 この作業は、これから当分続きそうです。 菜園では、 「玉ねぎ」を定植し、 「蒟蒻芋」を掘り上げました。 なんと、茎の中から「つの」が出てくるのですね~。 大きく育った「三年物」で、ようやく「コンニャク」を作ることができるのです。 去年は不作でしたが、 今年の冬もの野菜は、期待できそうです♪ 鍋物用野菜も元気です。 寒くなり、「バラ」も鮮やかになりましたよ。 #
by nasutombo
| 2017-11-07 12:50
| 菜園
オブジェとなった我が家の「林檎」 その成長をとても期待していましたが、 虫がついたのか、途中ですべての葉を落とし、結果大きく育ちませんでした。 やはり「林檎栽培」には、まめな消毒が必要なようです。 可愛い林檎は東京の家でも、あちこちに飾っていますが、 「ヒメリンゴ」は消毒いらず。たくさん生りました。 さて、先週のことですが、 肌寒く感じられた夕方、 (と言っても、我が家は太陽熱を取り入れているので、よその家に比べて室内はかなり暖かいのですが) 煙突掃除はまだだけど、遊び心で試し焚きをしてみたところ、 なんと煙がモクモク!! 薪ストーブのドアを閉めても、とんでもない煙がわいてくるのです。 もう大慌て! 急いで窓をすべて開け、換気扇を回しましたが、部屋中煙臭さが消えません。 一年で炊き方が下手になったのか、と思ったりしましたが、 オットが帰宅して煙突を外してみたら・・・。 なんと、煙突の中には巣の材料が目一杯!詰まっているのでした。 その量、煙突1m分ほど。 せっせと運んでも運んでも、巣はできず・・・ とうとう当鳥も力尽きたようで、巣の材料の中で息絶えていました。 なんとも可哀そうなことをしてしまいました。 ごめんなさい。 冬の間に、煙突に金網を貼ることにしました。 自然に近い処では、生き物たちと仲良く過ごさなければいけませんね。 #
by nasutombo
| 2017-10-13 16:30
| 暮らし
|
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
リンク
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||