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薪を叩く。

ようやく、春が近づいてきた。
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初めての冬。 
薪にもだいぶお世話になった。
薪ストーブを一日焚くと、東京の家より数段暖かくすごせる事に驚いた冬だった。

さて、そろそろ薪小屋内の整理をしなくてはならない。
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この場所は建物の北側だけど、あんがいと日当たりがいい。
結果、奥の薪より南側の薪の乾燥進行が早く、積んだ薪がだんだん南に傾き飛び出してくる。
で、こうやってトンカチで叩いて直すことになる。
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あいにく雨降りの週末で、薪小屋の片づけは終わらなかったけれど、
こんな作業のひとつひとつが、厳しい冬を乗り越えるため、と思うと苦にならない。

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蕾が開きだすのも、もうすぐだ。
# by nasutombo | 2010-03-10 22:29 | 薪ストーブ

冬の終わりに。

三週間ぶりの那須行き。

天気予報では雨または雪、だったけれど、
東京の倍以上の場所からやってくる夫だから、予定を変更するわけにはいかない。

前回も雨降りの週末で、作業はできなかった。
なので、今回は冷たい雨のなかでも、畑の天地起こしをやらざるをえなかった。
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すべて手作業なので大変だったらしいが、畑が去年より広くなった。

翌朝、さっそくヒヨドリを小さくしたような野鳥が、大群でやってきた。
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室内からなのでわかりずらいけれど、こんな鳥。
土の中にいる虫を探しにきたようだ。
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その後、その畑に「トンプン」を撒いた。
これで、次回に「じゃがいも」を植えることができるだろう。

豆類」は順調に育っている。
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そして、「ニンニク」も・・・。 
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でも・・・隣の稲ワラに覆われた「玉ねぎ」は全滅かも(>_<)

そうそう、今回とっても嬉しいことがあった。

念願の「ニホンリス」を薪棚の上で見かけたのだ♪
ちょっと「エゾリス」のように耳が立ってて、とっても可愛かった。

そしてもうひとつ、
リビングのすぐそばの栗の木に、「アカゲラ」がとまってた♪
すぐにカメラを取りにいったけれど・・・いなくなっちゃった。

他に、網をかけ忘れたブルーベリーの苗木を、しっかり齧った「野うさぎ」がいたり・・・
自然界の生き物達の息づかいが、みじかに感じられた週末だった。
# by nasutombo | 2010-03-09 08:44 | 菜園

天然乾燥ということ。

「木材、特に年輪の中心を持つ”芯持ち材”は、乾燥して割れるのはあたり前」
木を扱うプロなら常識だそうだ。

「構造材の割れは瑕疵ではない」という住宅クレームに対する判決が出たり、
スギ柱材の実験では、割れの多い木材のほうが高い強度だったらしい。

また、乾燥時間が短縮できる人工高温乾燥材は、表面ではなく内部に割れを生じることもあるそうだ。
時間があれば、ゆっくり乾燥させるのが一番なのだろう。
木の表面もキレイだし。

でも・・・。
室内に突然響く、木が割れる大きな音にはビックリした一年目だった。
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最近は落ちついてきたのか、割れる音を聞くことも少なくなったけれど、
床材の縮みによる隙間は、やっぱり嫌な気がする。
間に落ちたゴミは・・・と思うと気がきではない。
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天然乾燥で果たしてよかったのか。
見てくれが気になる性分なので、ちょっと複雑なこの頃だ。

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何という野鳥かなあ・・・?
そうそう、木の幹をさかんに叩く「コゲラ」?も見つけた♪
# by nasutombo | 2010-02-27 18:19 | 田園の家

餌台

この土地には、さまざまな動物が棲息しているらしい。
農作物を荒らす「野ねずみ」や、苗木を噛み切る「野うさぎ」の存在は困り者だけど、
まだ姿を確認してない「リス」や「キジ」には会ってみたいものだ。

近くで可愛い野鳥の姿が見たい、とデッキの隅に小さな台を置き、ヒマワリの種を乗せた。
しばらくその状態に変化がなかったけれど、ある日、訪れたら種がきれいに無くなっていた。
やっとこのエサ場がわかったのね♪ と喜んだけれど、残念ながら野鳥ではなく「野ねずみ」だったようだ。
(その場に皮が残っていたから)

やっぱり空中に餌台を作ろう。
で、夫が端材でささっと仕上げてくれたのがこれ。
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そして、防腐のためと、なんと周りを焚き火であぶり、焼きめをつけた。
(あまりの非効率に、この後焼付け用の道具を購入することになったのだが。)
支柱は例によって残っていた杉の木。 これなら野ねずみも上がってこれないだろう。
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でも・・・。
大きな声で言えないけれど、なんだか田舎の灯籠に見えなくもない。
少し土台を広くしたら、さまになるかのしれない、と思うけれど。

今度は、設置後すぐに野鳥が訪れるようになった。
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エサが無くなった真冬は、カラ類がひっきりなしにやってくる。
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まるで順番待ちをしているかのよう。
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外仕事がほとんど無いこの時期、ダイニングチェアーに腰かけて、その光景を楽しんでいる。
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# by nasutombo | 2010-02-20 07:48 | 手作り

寒さの中で

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葉は傷んでしまったけれど、けな気に咲く「クリスマスローズ


こちらも、雪にも負けず成長する野菜。
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では、ありません。
晩秋の頃、土の中に埋めた「大根」でした。
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葉をわずかに残して埋める方法と、すっかり葉を落として埋める方法を試した結果、
やはり、先輩から教わった、この葉を残すやり方が良さそうでした。
いつ掘っても、腐らず、みずみずしい大根が出てきます。

真冬の畑の収穫は、この大根とターサイと人参だけです。
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そうそう、白い雪の下から出てきた土はホコホコ。 ちっとも凍ってないのには驚きです。
意外にも、雪って保温になるのですね。
だから、雪の少ない八ヶ岳付近は凍土深度が深い、ということなのでしょう。

まだまだ知らないことだらけ、です。
# by nasutombo | 2010-02-17 22:56 | 菜園